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執筆者の写真Ken.Morimoto

時間と魅力の法則。人気上昇中の万年筆について。

私にも娘がいます。お兄ちゃんと同じく私の母校に入学した娘。 写真は彼女の入学祝いにプレゼントした萬年筆。

なぜ、萬年筆なんかを買ったのか?

萬年筆なんてなくても 100円でボールペンだってシャーペンだって買える時代。 私が好きなこのセルロイドでできた万年筆は この本体のセルロイドを生成するだけで一年半の時間がかかります。 そのセルロイドの胴軸は実にあたたかく肌触りがいいのです。 18年前に買った自分のボールペンもセルロイドで 手に持った瞬間にその肌触りで虜になり思わず買ってしまいました。 そして万年筆と言うのは 使っていくことで どんどん書き心地や癖が自分にあってきて なんともうれしいのです。 なんだかうれしい。 これが私たちのウレシイカベのコンセプトです。 おんなじです。


一緒にいる時間が長いと そのものがより魅力的になってきます。 それと不思議なのですが そのものを作るのに時間がかかったり 手間がかかったりすればするほど モノの魅力や愛着というのは 湧いてくるのです。

不思議なのですが 一瞬でできるモノ・・・例えば100円のボールペンなどは どんなに大切に長く使ってもなかなか愛着は湧いてきません。 手間が省かれ コストが省かれる現代において

なぜかインクの補充をしないといけない 時には洗浄をしないといけない。 そんな手間のかかる万年筆が 見直され、人気になっているのです。 人々が大切なものは何なのか? そのことに気がつき始めたのかもしれません。 うれしいものを使うこと はじめてみるのはいかがですか? 手始めに万年筆。 便利とかなんとか シャーペンやボールペンには劣るのですが ちょっとペンケースに忍ばせておくとうれしいのです。

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