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執筆者の写真Ken.Morimoto

好きこそものの…



この写真も蕪木さんの写真ですね。 ちょっと曲がってる? 写真も鏝もとにかく技術に対しては 繰り返しの精進だなと思うのです。 でもその間に好きなものに触れることが 自分にとってはとてもうれしいのです。 だっていつ死ぬかなんて誰にもわからない。 でも行きている今こそが人生だと思うのです。 この写真を撮るという行為も今だとiPhoneですごくきれいに撮れるのです。 それもいいですけどアナログなレンズを使って そのファインダーを覗き込んで撮るってのが すごく気持ちいいのです。 小さな差ですが その差がしあわせです。 ウレシイカベというのは不思議なのですが 塗っているときもうれしいのです。 今は技術の向上のために色々な壁を塗ることがあるのですが その中でも群を抜いておもしろいのです。 漆喰はどうなの? どこどこの珪藻土はどうなの? 色々なご質問を受けますが ほとんどの職人ってただ塗ってるのですよ。 私は空間の仕上がりとか空気感をとても大切にするので それぞれの壁を塗ると空間がどう変わるかを チェックしながら壁を塗っています。 マニアックですけど そうしないと壁を塗る意味がないと思うんです。 色やイメージの変更だけなら ペンキ(塗装)やビニールクロスでいいんじゃないですか? 正直それでも十分だと思うのです。 ただ、大切なものはお気に入りのケースにしまうと思うのです。 ジュエリーだったり時計だったり はたまた手紙だったり? でも一番大切なのは私たち自身だと思うのです。 自分が自分のことをいかに大切にしているかってのが 人生を決めるんじゃない? なんて思いながら 好きなことをして 好きなものを作って そしてお客さんに喜んでいただいている。 そんな私は幸せ者だと思うのです。 とことん打ち合わせをして 自分の好きな空間を作ってそこで生活する。 そのお手伝いかな。 年内はあたらしい事務所が工事がそのままになっていたので 引き続き仕上げをします。 そこであたらしい天然100%のウレシイカベをさらに熟成させて お待ちいただいているお客様のところを塗らせていただこうと思います。

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